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新着の情報をお伝えします。

2024/04/10
最終講義には55名もの方々にお集まりいただきました。多くの友人たちや、教え子たちにひと区切りついてご挨拶できたことをとても嬉しく思いました。何より皆さんお元気でよかったです。まだ「先生」と呼んでくださるのかもしれませんが、もう「友人」としておつき合いいただいて結構です。これからもますますよろしくお願いいたします。
2024/02/10
いよいよこの3月で定年退職することとなりました。お世話になって皆さんにご挨拶もかねて、「最終講義」と「退職を祝う会」を開きたいと思います。対面とオンラインでおこない、参加は自由です。事前申し込みが必要です。詳しくはフライアーをご覧ください。
2021/09/25
論文がドイツの学術図書Darstellung und Geheimnis in Mittelalter und frueher Neuzeit (Harrassowitz Verlag)に掲載されました。ヨーロッパ古代と中世の宗教的啓示について論じたものです。尊敬するミシェル・フーコーのパレーシア論に着想を得て書きました。驚くべきは、出版と同時に、オープンアクセスで読めることです。もうそういう時代なのですね。
2021/04/13
新しい本を出しました。2018年と2019年に企画したシンポジウムの記録論集「Religiöse Erfahrung - Literarischer Habitus」がドイツのiudicium社から出版されました。21本の論文を集めた400ページ近い本です。楽しかったシンポジウムの思い出がつまっていて、手にとるだけで微笑んでしまいます。といっても、一般の読者の方には、なかなか近寄りがたいものがあるでしょうね。表紙のデザインも手がけました。それだけでも眺めてください。
2021/04/01
妻須藤温子の本『エリアス・カネッティ 生涯と著作』(月曜社、2020年)が、日本独文学会・DAAD賞を受賞しました!カネッティは第2次大戦を生きぬいたユダヤ人作家で、1981年ノーベル文学賞を受賞しています。母親との葛藤や、多くの母語をもつ苦悩など、作家のさまざまな素顔を描いた力作です。カネッティの娘ヨハンナさんとのチューリヒでの偶然の出会いなど、楽しいエピソードもはさまれています。おめでとう!!
2020/04/07
新しい本が出ました!『晩年のスタイル 老いを書く、老いて書く』(松籟社 税別2800円)。老いた芸術家たちが、創作意欲の減退や肉体の衰えにあらがって、新しい創作スタイルを作っていく様子を、8人のヨーロッパ研究者の先生たちが論じています。地味なテーマのようですが、実際は元気の出る明るい本です。春色の花やかな表紙も素敵です。ぜひ一度手にとってみてください。
2020/02/08
卒業生たちと追い出しコンパも兼ねて、徹夜で卒論の発表会をしました。この歳で徹夜の勉強会は無理かと案じていましたが、意外と平気で、まだまだ捨てたものでもないと自信をもちました。今年はゼミでは中世文学の大作『パルチヴァール』を読みました。そのかいあってか、中世文学で大学院に進学する学生が出たのも嬉しいことでした。みなさまお疲れ様でした。
2019/03/27
Aujourd'hui, c'est mon soixantième anniversaire. J’ai célébré le 30ème à Fribourg en Suisse avec mes amis franco-suisses. Avec gratitude je me souviens encore de la fête gentille et du beau cadeau. Comment ça va, Nadia, Corrado, Geneviève et Olivier ? Pour le 60ème anniversaire, mon patron de thèse de doctorat et mon ami suisse m'ont encore félicité. Merci beaucoup à la Suisse !
2019/03/17-22
第61回蓼科文化ゼミナールに出席してきました。昨年に引き続き、わたしが実行委員長として企画する2度目の大会でした。50名を超える多くの参加者と好天に恵まれ、楽しい5日間を信州の高原で過ごすことが出来ました。ドイツのパーダーボルン大学からノルベルト・エーケ教授と、韓国の木浦大学から安教授と、スイスのジュネーヴ大学からルネ・ヴェッツェル教授を迎えて、「ハビトゥス(習慣)と文学」について熱のこもった議論をしてきました。会終了後、エーケ先生のお供をして静岡まで人形浄瑠璃(文楽)を観に行ったことも、忘れがたい想い出になりました。文化ゼミナールの委員はこれで6度目でした。蓼科でいろいろな先生や同僚や友人と知り合いました。そのことを思うと感慨深いものがあります。支えてくださった、委員の皆さんに感謝いたします。
2018/09/27-30
ベルリン自由大学が主催するシンポジウム『描写と秘密』に招待され、講演をしてきました。ベルリンで研究留学をしていたのが1999年、もう前世紀のことです。中心部はずいぶん変わりましたが、自由大学のあるダーレム村のあたりは昔ながらの閑静なたたずまいを残していました。たった4日の滞在でしたが、中世と近世の「秘密」についての研究発表と、マロニエが散りはじめた初秋のドイツを楽しんできました。
2018/04/02
新学期が始まりました。今年の目標はニーチェにならって「運命愛」、大げさですが、「起こるべくして起こることを美と見ること」(『悦ばしい知識』)、否定よりも肯定を心がけたいと思います。ゼミでは10人の学生たちと「弱者の文学」を読んでいきます。
2018/03/27-31
ドイツへ出張してきました。来年度日本に招待する、パーダボルン大学のノルベルト・オットー・エーケ教授と打ち合わせをするためでした。この先生、ノーベル文学賞作家のヘルタ・ミュラーの研究者として有名ですが、偉ぶるところがなく、とてもとても気さくな方でした。もうずいぶんドイツにもご無沙汰でしたが、復活祭の真っ最中だったせいか、パーダボルンもボンもグリューンベルクもフランクフルトも静かで、タイムスリップして昔の風情あるドイツに帰ったかのような感じがしました。良い人たちに会えてとても幸せな5日間でした。
2018/03/11-16
長野県茅野市のリゾートホテル蓼科で開催された、日本独文学会主催の「ドイツ文化ゼミナール」に出席してきました。今年と来年、実行委員長を務めるので、やや荷が重い気がしていましたが、優秀なスタッフに支えられ、始まるとあっという間に終わった5日間でした。ベルリン自由大学のユッタ・エミング教授をゲストに迎え、多くの参加者たちと「文学と宗教的体験」というテーマでワークショップや研究発表をおこないました。大会中日のエクスカーションでは、諏訪大社上社や高島城、片倉館の千人風呂を訪れることができました。天気もよく早春の信州の空気を吸いながら、体も心もリセットできたことが嬉しかったです。
2017/03/14
新しい本を書きました!!『魂深き人びと―西欧中世からの反骨精神』(青灯社 2017年)。ヨーロッパの文化は迫害に堪えた人の口が生んだものです。勇気をだして言うべきことを言ったせいで運悪くいじめに遭ったり、ヘイトスピーチを浴びせられたりしても気にしない。本当に大切なものは「魂の深さ」なのだということを知っていただければと思って書きました。カバーデザインも素敵です。ぜひ読んでみてください。
2016/09/19-21
九州大学で開かれた多和田葉子さんの朗読会に出席しました。多和田さんは芥川賞にとどまらず、その後も国内の賞を総嘗めにし、さらにドイツの文学賞も取り続けている作家です。今年はクライスト賞を受賞されました。現在もベルリンに住みながら日本語とドイツ語で精力的に著作を発表されています。今回は「黙示録」というテーマで最近のお仕事を紹介していただきました。また翌日の研修旅行では、水俣まで足を延ばし、不知火(しらぬい)の海を見ることができました。長く見ることのかなわなかった海が、あまりに美しいので驚きました。圧巻は、『苦海浄土』の作者、石牟礼道子さんを訪ね、お話を伺うことができたことです。日本資本主義の巨悪とペン一本で渡り合った「一主婦」の静かな老後に接し、思うところは多かったです。
2016/07/13
第6回の中世コロキウムを開きました。米アリゾナ大学教授アルプレヒト・クラースセン先生をお招きして『ドイツ中世文学の正戦』という題目で講演をしていただきました。「セイセン」には「正しい戦争」と「聖なる戦争」の二つがあります。近年のイスラム過激派によるテロは神のためには命も惜しまない「聖戦」(ジハード)ですが、ヨーロッパ人が古代から考えてきた正義のための「正戦」も一歩間違えば聖戦とかわらなくなります。他者の命を奪うことも許す正しさをヨーロッパ人がどのように定義してきたのかを考えました。平日の夕方にもかかわらずご参加下さった15人の方にはお礼申し上げます。
2016/06/11
新年度が始まり、学部ゼミが新しいメンバーを加えて14人で出発しました。今年は「戦争と平和」というテーマで、中世から現代にいたる戦争文学を読んでいきます。テロや安全保障法によって再びきな臭くなった時代に生きるわたしたちにとって、大切なテーマだと思います。みなさんよろしくお願いいたします。
2015/07/17
本を出しました!!!懇意にしているドイツ文学の先生たち8人で、『〈新しい人間〉の設計図 ドイツ文学・哲学から読む』(青灯社 3,200円)を出版しました。人類は常に進歩・進化してきましたが、先に進むだけではなく、「原点に立ち戻って考える」生き物でもあります。そしてその軌道修正のおかげで今まで曲がりなりにも霊長類の頂点に立ってきました。この本では、中世の神秘家からはじまり、ゲーテや、ニーチェや、ムージルや、ユンガーといった思想家が、どのようにして本当の人間を「再生」させようとしたのかを考えました。人類史の曲がり角にいる現代のわたしたちにはとても重要な問題提起です。わかりやすい内容ですので、ぜひご一読ください!
2015/05/08
新年度が始まり、また学部ゼミも若返りました。今年は「文学のなかの兄弟姉妹」というテーマで、ヨーロッパ人の家族観を探っていきます。よい成果が上がることを期待しています。みなさんよろしくお願いいたします。
2015/03/19-20
第5回中世コロキウムを『虚構性と歴史性』というテーマで開催しました。コルドラ・クロピック先生(イェーナ大学)とアルプレヒト・クラースセン先生(アリゾナ大学)をお招きして2日間、ドイツ英雄叙事詩や列王伝の中のフィクションと史実の関係について研究発表とディスカッションをおこないました。当日お越しくださった方々には感謝いたします。
2015/01/15
新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 さて年明け早々に開いた講演会『暴力を〈無〉にするための神秘主義』(日時:2015年1月13日(火)18時30分-21時、場所:慶應義塾大学三田校舎313号教室)は40人を越える方々においでいただき、盛会でした。「東大話法」で有名な東大教授 安冨 歩さんと、暴力と闘う非暴力の思想について考える催しでしたが、世相を暗くする暴力的言説に立ち向かうためには、フットワークの軽さが必要なことを教えられました。引きつづきこうした企画に挑戦したいですね。ご来聴いただいた方々には、この場を借りてお礼申し上げます。
2014/10/11-12
日本独文学会秋季研究発表会(於 京都府立大学)でシンポジウム『もっと正義を!詩的道徳を希求する文学の格闘』を開催しました。『これからの正義の話をしよう』というベストセラーがありましたが、〈義しさ〉の定義は日々変化し続けています。シンポジウムでは古今の作家が作品を通して模索した新しい正義のあり方を紹介しました。当日はたくさんの方にご来聴いただき、また活発な議論があり、実り多い時間を過ごさせていただきました。有り難うございました。
2014/09/06-07
松本慶友会の講師派遣企画で、『現代に生きる中世神秘思想』というタイトルで三回連続講義をおこないました。 拙い授業でしたが、熱心な受講生の方々に囲まれて、楽しい時間を過ごさせていただきました。松本の町は大きく変わりましたが、信州教育の心意気は昔ながらですね。今年はあちこちの慶友会の方たちと交流をもてた年でした。行く先々で、頑張って勉強されている方々にお会いできて、気が引き締まる思いでした。みなさん、有り難うございました。
2014/07/05-06
慶應大学通信教育部の定期試験監督で大阪に出張し、大阪慶友会のみなさんと懇親会をもち、試験終了後ちいさな講演『ドイツ映画に描かれた日本』を行いました。試験会場のある、JR大阪駅北側の変貌ぶりには驚くものがあります。あの「こてこて」の大阪はどこに行ってしまったのでしょう?しかし見た目は変わっても、今も昔も変わらない大阪人の温かい人情に触れて久しぶりに「地元」を実感しました。慶友会のみなさん有り難うございました。
2014/06/14-15
札幌慶友会のみなさんのお招きで、『天国とこの世の通い路』というタイトルで3回連続講義をしました。あの世とかこの世とか、見えるものとか見えないものとか、他者とか私とか難しい話ばかりでしたが、熱心な受講生の方に支えられて、楽しく授業ができました。東京は梅雨の晴れ間の快晴、北海道は雨という真逆の天候となりましたが、北海道神宮のお祭りで、札幌の夜は盛り上がっていました。札幌慶友会のみなさん、有り難うございました!
2014/05/18
独文修士の学生さんたちやOGの方たちと春の山歩きを楽しんできました。奥多摩の秋川渓谷をバスで遡って、数馬から浅間嶺(せんげんみね)を経て払沢(ふっさわ)の滝まで歩き、川原でバーベキューをしてのんびりと一日を過ごしました。途中、浅間嶺頂上から見た富士山の大きさに驚きました。
2014/03/27
「多文化関係学会 関西・中部地区研究会」に参加し、ジャーナリストの中村一成さんの報告、「『覚悟と決断』の軌跡が浮き彫りにしたもの~京都朝鮮学校襲撃事件を取材して~」を聞きました。社会的マイノリティーに対するヘイト・スピーチが大きな社会問題化しています。その発信者の言い分は「不正との闘い」なのでしょうが、いかなる大義名分をこじつけても暴力は決して正義とはなりえないことを、マジョリティーの側に立つ人間がしっかりと認識しなければなりません。
2014/03/01-03
ドイツの学術財団アレクサンダー・フォン・フンボルト財団の助成を受けて京都で開催された「フンボルト・コレーク」に参加しました。主催は関西学院大学のドイツ文学講座、テーマは「Wie gleich ist, was man ver-gleich-t?」(人が同じとするものはどの程度同じなのか?)外国語に従事する研究者がいろいろな「比較」のあり方を論じあいました。
2014/01/27
待望の、古賀 徹さんの『理性の暴力 日本社会の病理学』(青灯社)が出版されました。「いじめ、集団自決、ハンセン病の強制収容、水俣、原発。」という帯からもわかる通り、この国で合理的に行使されている暴力の実態を告発する意欲作です。暴力の被害者にも、加害者にもならないために、ぜひ読んでみてください。わたしもささやかですが序文を書いています。エッセーIch bin steindumm 「あなたはなぜ暴力をふるうのですか」もご覧ください。
2014/01/25-26
遅ればせながら・・・新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします!
通信教育部の定期試験で新潟に出張し、地元の慶友会の方たちと懇親会をもち、小さな講演会を開きました。新潟慶友会は出来てまだ3年だそうですが、学生同士の結束も堅く、やる気満々の希望あふれる組織です。雪深い北国で向学心がめらめら燃えているのをみて、元気をいただきました。寒かったですが、お魚もお酒も美味しく、楽しい時間を過ごさせていただきました。みなさん、モティベーションを卒業まで持続させるのは大変でしょうが、ぜひ頑張ってください!
2013/11/15-17
国立台湾大学(台北市)でおこなわれた国際会議Fourth Internatinal Symposium on European Languages in East Asiaと、German Workshopに出席していきました。アジア地区でヨーロッパ学を研究する研究者の集まりで、大変熱のこもった会議でした。台湾の科学者のレベルの高さと心づくしのもてなしに感動した3日間でした。大国にばかり目がむきがちですが、小さな研究集団の地道な活動も支援していきたいと思いました。大会の内容についてはIch bin steindumm「監視カメラ作動中。請微笑」をご覧ください。
2013/08/17-19
宮城県石巻市で二泊三日のゼミ合宿をおこないました。ゼミ自体は、『トリスタンとイゾルデ』の中の人間関係についての勉強でしたが、午後は被災地を訪れ、震災の傷跡の深さに言葉を失い、またいまだ復興の進まない東北の現状を目の当たりにし、自分たちにできることは何かを考えました。11名の参加者はそれぞれに大きな心境の変化を経験したようです。詳しくはIch bin steindumm 瓦礫の港から船を出すをご覧ください。
2013/08/7-12
慶應大学通信教育部の夏期スクーリングで「ドイツ語学文学」の授業を担当しました。テーマは「ドイツ愛情物語」。中世から現代まで、恋愛や友情や家族愛のあり方について、さまざまな文学作品を例に講義しました。朝8時45分から昼過ぎ12時30分までの過酷な授業の6日間でしたが、熱心な受講生の方々にささえられて、何とか最後までやり抜けました。受講生のみなさん有り難うございました!
2013/07/08
わたしの論文「Wan unseren herren gelüstet, daz er in dem und mit dem menschen wone. Reflexionen über die "Reden der Unterweisung" Meister Eckharts und die Stadtgeschichte von Erfurt」 が掲載された、マイスター・エックハルト学会の機関誌2012年号 「Meister Eckharts Erfurter "Reden" in ihrem Kontext」(コールハンマー社刊)が出版されました。もう18年も前に書いた博士論文のサマリーですが、昨年ドイツの学会で発表するとずいぶんの反響がありました。しかし18年とは・・・かくも長き沈黙。
2013/07/05
第4回中世コロキウムを開きました。夜遅い時間のスタートでしたが、17人もの方が参加してくださいました。テーマは『周縁から中心へ ―ドイツと日本の中世文学における女性像』で、わたしとアリゾナ大学教授アルブレヒト・クラースセン(Albrecht Classen)先生が研究発表をしました。比較文学的な視点から、従来の「抑圧された中世女性」という偏見を払拭して、日本でもヨーロッパでも社会生活の中枢で女性が活躍していたことを確認しました。活発な議論もあり、とても有意義な時間を過ごしました。ご参加下さったみなさん、有り難うございました!詳細はIch bin steindumm<中世の女性たち>をご覧下さい。
2013/06/29
日本フンボルト協会の創立総会に出席してきました。これまで東西に別れて活動していた、フンボルト財団の元奨学生の同窓会組織が、統一されました。ドイツ語学文学はもとより、医学、法学、工学、化学、音楽などの分野に2000人の科学者が集う団体ができたわけです。会は、ノーベル物理学賞受賞者の益川敏英先生の講演などもあり、盛況でした。そういえば、2010年にノーベル化学賞を受賞された根岸英一先生もフンボルティアーナでした。日本とドイツをつなぐ大切な学術団体ですので、非力ながら、もり立てていきたいと思います。
2013/06/24
6月23日(日)に立教大学ドイツ文学専修創立50周年記念シンポジウム『二重の異文化としての中世』で研究発表をしました。論題は、「不実な結婚が破滅のもと ―ハルトマン・フォン・アウエの『イーヴェイン』と中世日本の説経節『小栗判官』の神話素的分析―」。日独の中世学研究者が一堂に会する意欲的な比較文学の催しで、学ぶところが多かったです。プログラムは立教大学のWebページで: http://www.rikkyo.ac.jp/german/ja/announcements.html#topic20130519-1
2013/05/05
ゼミ生や卒業生のみなさんと筑波山に登りました。一日快晴で絶好の登山日和!5時間ほどの山行でした。勉強ばかりではなく、若い人はもう少し体力をつけた方がいいですね。
2013/04/19
新しいメンバーが加わり、ゼミの新歓パーティーをおこないました。二次会まで盛り上がってよかったですね。みなさん仲良くやってください。
2013/03/27
Meinen 54. Geburtstag feierten wir in Shinjuku beim deutschen Restaurant „Keitel“. Ich esse hier gern, denn der Chef Hartmut, mit vielen Preisen ausgezeichnete Meisterkoch, kocht wunderbar. Die herzliche Gastfreundschaft seiner japanischen Frau und seines Sohns macht das Essen auch appetitlich.
2013/03/22
Abschlussfest für die Uniabsolventen. 15 Germanistikstudentinnen und -studenten haben ihr Studium erfolgreich abgeschlossen. Gratulation und alles Gute zu eurem glücklichen Leben!
2013/03/04-11
オーストリアのグラーツ大学とザルツブルク大学へ出張しました。グラーツ大学教授ヴェルンフリート・ホーフマイスター氏とザルツブルク大学教授マンフレート・ケルン氏と研究打合せ。グラーツ大学図書館で資料収集。ザルツブルク・シュテファン・ツヴァイク研究所見学。詳細はIch bin steindummにて。
2013/02/23
第3回中世コロキウムを慶應義塾大学三田校舎で開きました。12名もの(!)方々にご参加いただき、感謝いたします。詳細はResearchにて。
2013/02/22
ドイツの雑誌Arbitriumから依頼されていた、シュテファン・イェーガー氏の著作、C. Stephen Jaeger, Enchantment. On Charisma and the Sublime in the Arts of the West. University of Pennsylvania Press, Philadelphia 2012. 424 S., $ 69, 95.への書評をようやく書き上げ、発送しました。
2012/12/15
ドイツのミュンスターにあるカトリック研究所の依頼で引き受けた、韓国人エックハルト研究者の著作、Hee-Sung Keel, Meister Eckhart. An Asian Perspective. Louvain a. o.: Eerdmans 2007. 319 S. (Louvain Theological & Pastoral Monographs 36), $29,99への書評が、Theologische Revueに掲載されました。